補助金コラム
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2020年度版 小規模事業者持続化補助金は通販サイトにも利用できます。申請時の注意点や採択事例も紹介!

ネットショッピングのイメージ

こんにちは。補助金申請センター【九州/山口版】です。

今回の記事では、小規模持続化補助金がECサイトのリニューアル・新規作成に利用可能かについて紹介します。
タイトルにもあるように、結論から言えば、小規模持続化補助金はECサイトにかかわる経費に利用することが可能です。

しかしネットショップで必要な経費全てが補助金の対象として認められるわけではありません。
また小規模持続化補助金の中でも使える型(タイプ)が決まっています。

それでは、詳しく見ていきましょう。

小規事業者模持続化補助金とは

小規模事業者持続化補助金<一般型>

持続的経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者の地道な販路開拓等の取り組みや業務の効率化(生産性向上)の取り組みを支援するための制度で対象経費の2/3を補助します。

補助額:50万円を上限(事業再開枠50万円別途有)

募集期間:
第2回受付締切 2020年6月5日(金)
第3回受付締切 2020年10月2日(金)
第4回受付締切 2021年2月5日(金)

小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>

新型コロナウイルスが事業環境に与える影響を具体的な対策(サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備)に取り組む小規模事業者等がアフターコロナ時代に向けた経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用を最大3/4を補助する補助金制度です。

補助額:100万円を上限(事業再開枠50万円・特例事業者枠別途有)
第2回受付締切 2020年6月5日(金)
第3回受付締切 2020年8月7日(金)
第4回受付締切 2020年10月2日(金)
第5回受付締切 2020年12月10日(木)

小規模持続化補助金について詳しくは下記のコラムをご覧ください。

小規模事業者持続化補助金〈コロナ特別対応型〉って?分かりやすく解説!

小規模事業者持続化補助金の採択率と落ちてしまう2大要因については、下記ページで詳しく解説しています。

小規模事業者持続化補助金の採択率は?落ちてしまう理由は○○○!?

小規模事業者持続化補助金とIT導入補助金の違い

小規模持続化補助金とIT導入補助金の違い

ネットショップや企業ホームページのリニューアルでよく使われる補助金に『IT導入補助金』があります。両者の違いは、

小規模事業者持続化補助金

 販路開拓につながるものであれば広く対象
  ⇒ サイトのリニューアルは多くの場合で補助対象になる
  ⇒ 小規模事業者にとって使い勝手がよい

IT導入補助金

 自社の課題解決のために必要なITツールの導入が対象
  ⇒ システム導入が必須、対象となる委託会社やシステムに制限がある
  ⇒ ショッピングカート導入など一部のみが対象になる

自社サイトでネットショップやECサイトを展開する場合、多くのケースで決済システムや顧客管理システムを導入します。よってIT導入補助金も検討可能です。

ただ、IT導入補助金は採択率(補助金を受けられる割合)が50%前後と言われています。また対象となる委託会社(ベンチャー)は経済産業省公認の業者である必要があります。
コロナ特別対応型の持続化補助金の採択率は2020年度分が第1回・第2回ともに80%超でしたが、第3回で34%と大きく下落しました。

どちらの補助金もECサイトで申請可能ですが、お客さまの業態や規模等に応じて最適な補助金をご提案することが可能です。
当社では、補助金専門の行政書士と提携し、御社にあった適切な補助金の選定~申請書の作成まで一気通貫で行います。

ネットショップはコロナ対応型がおすすめ

ネットショップにオススメの補助金は

小規模事業者持続化補助金には一般型とコロナ対応型の2種が存在します。

どちらのタイプもネットショップの新規作成やリニューアル、ウェブ広告(PPC広告等)に利用可能です。
ただ通販サイト(ネットショップ)の場合は、コ
ロナ禍で新設された「コロナ特別対応型」が補助額が最大100万円、補助率が最大3/4とかなり手厚い補助金のため、こちらのコロナ特別対応型の持続化補助金を中心に考えていいでしょう。

小規模持続化補助金で認められる13種の経費

認められる経費の種類は、以下の13種類です。

  1. 機会措置等費
  2. 広報費
  3. 展示会出展費
  4. 旅費
  5. 開発費
  6. 資材購入費
  7. 雑役務費
  8. 借料
  9. 専門家謝費
  10. 専門家旅費
  11. 車両購入費
  12. 委託費
  13. 外注費

例えば下記のようなケースで通販サイトに補助金が利用できます。

◆ECサイトを立ち上げて継続的収益を上げたい。
 →(2)広報費

◆Google広告Yahoo!広告を活用してホームページ(コーポレートサイトやECサイト)を集客したい。
 →(2)広報費

◆売上管理の効率化のため、ECサイトにPOSレジシステムを導入する。
 →(1)機械装置等費

※コロナ特別枠は、補助対象経費の6分の1以上が下記要件A~Cいずれかに合致する必要があります。
A サプライチェーンの毀損への対応 補助率2/3
B 非対面型ビジネスモデルへの転換 補助率3/4
C テレワーク環境への整備 補助率3/4

小規模持続化補助金のコロナ特別対応型を使う場合は、Bの「非対面型ビジネスモデルへの転換」になります。

最後に

ネットショッピングのイメージ

いかがだったでしょうか。
今回は、小規模持続化補助金のECサイト活用についてご紹介しました。
小規模持続化補助金はECサイトの新規作成やリニューアルで活用することが認められている数少ない補助金制度です。

ただ、IT導入補助金と持続化補助金のどちらで申請を行えば良いかわからないという方もたくさんいるのではないでしょうか。

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補助金の提案をする女性

私たち補助金申請相談センター【九州・山口版】は、小規模事業者持続化補助金&IT導入補助金・経営持続補助金をフル活用してWebサイト制作(ホームページ・ECサイト)を行う企業です。あなたの会社(個人・法人)も、補助の対象となる可能性があります。

また、弊社は、限りなく採択率を高く申請するために補助金専門の行政書士と提携しております。補助金に強い行政書士が、申請企業様1社1社しっかりヒアリングを行い、充実した経営計画書を立てることで、高い採択率を実現しております。
※ご依頼・申請が多い場合は、受けられない場合もございます。

弊社は福岡商工会議所に所属し、経済産業省の【IT導入支援事業者認定】企業で、申請・採択実績が多数ございます。

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